慟哭
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慟哭 (創元推理文庫) 貫井 徳郎 東京創元社 1999-03 by G-Tools |
まず、何故この小説を読もうと思ったかと言うと・・・新大阪の駅に本屋があるんですが、それこそ鬼のように平積みされてたんです。もうワゴン1杯何百冊と!そこに「当店史上歴代1位ベストセラー!とにかく読んで!!」みたいなことが書いてあったんです。
買いました。
のせられやすいんですね。自分でいうのもなんですが。でも他にもいっぱいいると思いますよ、新大阪の本屋でこの本買った人。同類ですね。
「慟哭」・・・タイトルだけ見るとどんな小説か全く想像つかないですよね。とにかくすごく泣くのかな、なんてつまらないことを考えてました。それぐらい予備知識なく読んだんですが、それが良かったんですね!面白かったんですよ。お勧めです。
連続する幼女誘拐事件の捜査が難航し、窮地に立たされる捜査一課長。若手キャリアの課長を巡って警察内部に不協和音が生じ、マスコミは彼の私生活をすっぱ抜く。こうした状況にあって、事態は新しい局面を迎えるが……。人は耐えがたい悲しみに慟哭する―― (出版社/著者からの内容紹介)
二つの物語が同時に進行していく形で物語は進みます。一つは幼女誘拐事件の捜査側・佐伯課長の話、そしてもう一つは誘拐事件の犯人側と思しき人間の話。
二つの物語が終盤に向かっていくにつれ、一つに収斂されていき最後には・・・
話の性質上詳しくは書けませんがとにかく最後まで一気に読んでしまいました。特に終盤はあと1ページだけと思いつつまた1ページ・・・困った本です。
あざといと言われる方もいるかもしれませんが、私は結構楽しめました。でも同じ年頃の子供を持つ身としてはすこし辛く悲しい小説でもあります。
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